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大人向けワークショップ「世界のすきまの収集室」が生まれたきっかけ

「世界のすきまの収集室」が生まれたきっかけは、ある言葉でした。


「私も作ってみたい」


子どもたちの創作活動を見守る保護者の方から、そんな声をいただくことが何度もありました。


大人だって、何かを作る時間を楽しみたい。

自分のためだけに、手を動かして夢中になる時間があってもいい。


最初は、子どもたちが楽しんでいる創作を大人の方にも……とも考えました。


でも、大人には大人のための創作時間があるのではないかと思いました。


そこで今回は、親子で楽しむものではなく、大人の女性が自分自身のために過ごす時間として、このワークショップを作りました。


天然石や小さなチャーム、古びた鍵や歯車。

ひとつひとつのかけらを選びながら、自分の中にある感覚や記憶に触れる。


ただ作品を作るだけではなく、

「今の自分が何に惹かれるのか」

「なぜこのかけらを選んだのか」


そんな小さな発見を楽しむための時間です。


そしてもうひとつ、このワークショップには私の小さな願いがあります。


それは、ただ作品を作るのではなく、物語の中に入り込むような体験をしていただくこと。

まるで不思議な場所を訪れ、そこで集めたかけらを持ち帰るように。

ワークショップが終わったあと、小瓶を手にして、

「あの収集室は本当にあったのかもしれない」

そんな気持ちを少しだけ持ち帰っていただけたら嬉しいです。


大人になった今だからこそできる、静かな創作体験を届けたいと思っています。



 
 
 

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